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■ドコモのLTE、3社5種のサービスで最下位に

 KDDI(au)のAndroid端末は下り毎秒20.10メガビット(Mbps)、ソフトバンクモバイルのAndroid端末は15.91Mbps。対してドコモは4.47Mbps――。日本経済新聞記者が山手線の主要7駅におけるLTEの通信速度を調べたところ、ドコモは3社5種のLTE回線で軒並み最下位となった。

 ドコモは、品川駅の11号車付近で下り13Mbps強、上野駅の1号車付近と11号車付近で下り12Mbps前後など、局所的には高速だったが、東京・新宿・渋谷の各駅では下り1Mbpsに満たない地点もあるなど苦戦。上りは品川駅の11号車付近で記録した3Mbps台が最高で、7駅21地点のうち12地点で1Mbps未満を記録し、平均でも1.26Mbpsにとどまった。

 競合他社の技術者は「ドコモのLTEは3Gの電波との干渉があることから、上り速度に制限を設けているのではないか」と推測する。

■最速はKDDIのAndroid向け

 最も速かったのはKDDIのAndroid端末向けLTEサービス。渋谷駅1号車付近の下り33.22Mbpsを筆頭に、7駅21地点の全てで10Mbps超を記録。平均で20Mbps強と他を圧倒した。上りも平均10Mbps超となり、他のサービスに大差を付けている。

 次いで高速だったのはソフトバンクがAndroid端末向けに提供しているTD-LTE(AXGP)方式のサービス。同社が「SoftBank 4G」と呼んでいるものだ。下り平均は16Mbps弱となり、秋葉原・上野・新宿の各駅では20Mbps超の地点もあった。ただし上りは平均3.62Mbpsにとどまり、3社5種のLTEのうち4位となった。

ドコモ、もう1つの「一人負け」  :日本経済新聞